■■ ネフローゼ(腎臓病)の食事について |
≫どうして食事を制限するのか?
[腎臓の主な役割は血液をろ過する事]と、このサイトの[腎層の役割]でも最初に紹介していますが
食事で摂取したタンパク質が、体内で分解されたときに出来る老廃物
そして必要以上に摂りすぎた余分な塩分
そうです。
これらを一生懸命にろ過しているのが腎臓です
ネフローゼを発病しているという事は
腎臓の機能が弱まっている(きちんと機能していない)状態といっても過言ではありません
その腎臓に過剰に負担をかけないようにする為に食事を制限します
ネフローゼ治療が始まると、ステロイドや利尿剤により、
身体のむくみが改善されますが、それは外見だけの話です
ステロイドのおかげでなんとか腎臓が通常のように機能している状態なのに、
必要以上にタンパク質や塩分を摂取してはいけませんよ。という事です
腎臓病食のイメージの誤解
腎臓病食といえば、[低タンパク、低塩、これ常識]と思われますが
厚生労働省が[この位の摂取量が健康的で望ましい]と発表している数値と
腎臓病食の食事の数値は変わりません。
*患者の症状や状態、病院・医師の方針により差異がありますので管理人のケースで説明します
もう少し踏み込んで説明します
管理人が医師から指導(指示)された食事は
@たんぱく質は60グラム(20単位)
A塩分は6グラム
5年おきに発表される
厚生労働省の日本人の食事摂取基準というものがあります
成人男性[年齢30〜49歳]だと、1日に必要なタンパク質の摂取量は
必要な摂取量は50グラムで
推奨は60グラムです
塩分は10〜11グラム
という数字を推奨しています
塩分については、
[本当は5〜6グラムにしたいけど、イキナリは無理だろうから段階をふんで減らしていってもらおう]というのが本音なようです
塩分に関しては、この後の塩分の話でも紹介していますが
日本人の塩分過多を自分で調べて思い知りました。
つまり
[腎臓病だから塩分とタンパク質を抑えた食事を摂らなきゃならない]のではなく
[本当はその位の摂取量で十分で、健康的で望ましい]という事で
腎臓病食と耳にするだけで、大きなハンデキャップを背負ったと感じる人が沢山いる
という事です
これからご自分で食事を作る方や食材や調理法を勉強していこうと思っている方は実際に取り組んでみると、
あっというまにこの事に気付きます。
管理人は、いままでどれだけ不摂生していたかを思い知りました。
余談になりますが
1日に必要な分だけのタンパク質、
そして必要な分だけの塩分で
毎日食事を摂っていくと
黙ってても痩せます(笑)
まぁ黙っててもは冗談ですが、最低限(じゅうぶんな)の食事量を摂り
普通に生活することになれると、自然と体重は減ります。
次の頁では[食品交換表を使った腎臓病食の作り方(献立の考え)について紹介しています
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≫【塩分 たんぱく 低塩 減塩 無塩 腎臓病の食事】といったキーワードで検索すると色々と見つかりやすいです |
*一部に家族会議にて却下された商品に対する未練で掲載されている商品があります(笑)
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